「二重埋没法を受けたけれど、もう少し幅を広くしたいな…」 「ラインが薄くなってしまったから、早くやり直したい!」
二重埋没法は比較的ダウンタイムが短い施術ですが、仕上がりに満足できなかったり、時間の経過とともにラインが薄くなったりして、「やり直し」を検討する方も少なくありません。
しかし、「一体いつからやり直しができるの?」と疑問に思う方も多いでしょう。この記事では、二重埋没法のやり直しが可能な時期の目安や、再手術を検討する際の注意点、そして後悔しないためのクリニック選びのポイントを詳しく解説します。
二重埋没法のやり直しは「いつから」できる?
二重埋没法のやり直しが可能になる時期は、主に前回の施術からの期間と、まぶたの状態によって異なります。
【原則】最低でも1ヶ月〜3ヶ月は様子を見るのがおすすめ
基本的に、二重埋没法の再手術を検討する際は、最低でも1ヶ月〜3ヶ月程度は様子を見るのが一般的です。その理由は以下の通りです。
- ダウンタイムの完全な回復: 施術後の腫れや内出血が完全に引き、まぶたの状態が安定するまでに時間がかかります。まだ腫れが残っている状態で再手術をすると、正確なラインの判断が難しくなったり、まぶたへの負担が大きくなったりする可能性があります。
- ラインの定着: 施術直後はラインが不安定なこともあります。時間が経つにつれてラインが自然に定着し、落ち着いてくるケースも少なくありません。
- 医師の判断: 多くの医師は、まぶたの組織が落ち着いてからの方が、安全かつ正確な再手術ができると判断します。
特に、幅が広すぎると感じる場合は、腫れが引けば自然な幅に落ち着くこともあります。焦らずに、まずは様子を見ることが大切です。
早くやり直したい場合は?
もし、明らかにデザインに問題がある場合(例:左右差がひどい、食い込みが不自然すぎるなど)で、精神的な負担が大きい場合は、もう少し早い段階での修正を検討できることもあります。
ただし、その場合でも、施術を受けたクリニックの医師にすぐに相談することが最優先です。まぶたの状態によっては、抜糸をしてから期間を置く必要があるなど、医師の専門的な判断が必要になります。無理に早期の再手術を希望すると、かえってまぶたへの負担が大きくなるリスクもあるため注意しましょう。
こんな時はやり直しを検討しても良い時期かも
- ダウンタイムが終わり、腫れが完全に引いたにもかかわらず、仕上がりに不満がある
- 左右差が気になる
- ラインが希望より広すぎる、または狭すぎる
- 不自然な食い込みがある
- 時間の経過とともに二重ラインが薄くなってきた、または完全に取れてしまった
- まぶたに違和感がある、異物感がある
これらの症状が見られる場合は、医師に相談して再手術の検討を始めても良い時期と言えます。
再手術を検討する際の注意点とクリニック選びのポイント
やり直し手術は、前回の施術からの期間や、まぶたの状態を考慮して慎重に行う必要があります。
1. 前回の施術から期間が短い場合(特に抜糸を伴う場合)
- まぶたへの負担: 短期間での再手術は、まぶたの組織に負担をかける可能性があります。
- 抜糸の必要性: 糸を取り除く「抜糸」が必要な場合は、さらにまぶたへの負担が大きくなります。抜糸後はまぶたが回復するまで、一定期間を空けてから再手術を行うのが一般的です。
2. まずは施術を受けたクリニックに相談を
仕上がりに不満がある場合は、まず前回の施術を受けたクリニックに相談するのが一番です。
- 保証制度の確認: 保証期間内であれば、無料で再手術を受けられる可能性があります。
- 医師との意思疎通: 施術を担当した医師であれば、前回の施術内容を把握しており、希望するデザインをより正確に理解してもらえる可能性が高いです。
3. 再度クリニック選びをする際のポイント
もし別のクリニックで再手術を検討する場合は、以下の点に注意しましょう。
- 修正手術の経験が豊富な医師を選ぶ: 二重整形だけでなく、修正手術の実績が豊富な医師を選ぶことが非常に重要です。他院修正を得意とする医師であれば、デリケートなまぶたの状態にも適切に対応してくれるでしょう。
- カウンセリングを丁寧に行う: なぜやり直したいのか、どのような仕上がりを希望するのかを具体的に伝え、医師と綿密なすり合わせを行いましょう。医師があなたの希望をしっかり理解し、最適な術式を提案してくれるかを見極めることが大切です。
- リスクとダウンタイムの説明をしっかり受ける: 再手術は、初回の手術よりもリスクが高まる場合があります。考えられるリスクや、ダウンタイムの期間について、詳しく説明を受けましょう。
- アフターケア体制を確認する: 術後の経過観察や、万が一のトラブルの際の対応など、アフターケアが充実しているかも確認しておきましょう。
まとめ
二重埋没法のやり直しは、一般的に施術から1ヶ月〜3ヶ月程度経ち、まぶたの状態が安定してから検討するのが適切です。焦って再手術を行うと、かえって理想の仕上がりから遠ざかる可能性もあります。
まずは施術を受けたクリニックに相談し、その後、必要に応じて修正手術の経験が豊富な医師が在籍するクリニックでカウンセリングを受けてみましょう。じっくり検討し、納得のいく形で理想の二重を手に入れてくださいね。